パソコンの基本構造を理解するためには、関連図書を十分に読むことが大切です。本
を読まずして初めからCPUやPCIバス、I/Oポート、メモリ、電源ユニット、FD、HDD等の
知識を持ち合わせている人などおりません。
シミュレーションというのは、実際に現物が無くても、コンピュータでそれの模擬実験がで
きるため実物による実験とほぼ同等な結果が得られます。
理解のレベルというのが、パソコン関連図書を読んではたして理解できるかと言うことな
ら別の話ですが、そういう場合でも自分に合った図書を探したり、パワーユーザーが側
にいれば、理解も深まると思われます。
「構造を理解してから作る」のと「作りながら構造を理解する」のとの違いでは、私は前
者のように、ある程度理解してから作った方が割合スムーズに作れるとは思います。だ
からと言って後者を完全に否定しているわけではありません。
メモリの差し込み方ですが、これについても、ユーザーズマニュアルなどを良く読んで実
行に移るべきと思います。そうしないと無理矢理、逆に差し込もうとして基板やメモリを
壊してしまうこともあるからです。しっかり入ったかどうかの手応えや差し込み方の甘さ
等は、それからの問題です。
例えば、クルマの冷却ファンが回りっぱなしになった場合は、整備に関する知識がなけ
れば温度センサーの不良かサーモスタットの不良か、あるいはそれ以外かと言うことが
なかなか理解できないと思います。
何一つ知識を持たずしての分解は危険ですね。ただし、ある程度クルマのメカニズムに
関する知識があれば、二度手間でしょうと三度手間でしょうと分解する意義はあると思
います。
ヘッドライトのバルブ交換に関しましても、交換によって位置や角度がずれますと車検が
通らなくなり、また対向車に幻惑を起こさせる原因にもなり危険です。素人にはヘッドラ
イトの角度調整のための装置はありませんので、ディーラーに持ち込んだ方が賢明と思
われます。ただし、交換は自分の責任でおこない、調整はディーラーでやってもらう場合
や角度調整の必要がないブレーキバルブやウィンカーバルブはこの限りではありませ
ん。
分解修理や点検などのように、整備を自分でやるため経費がかからない「経済性を取
る」か、それともディーラーに任せる「安全性を取る」かによると思いますが、私の場合
は、安全性を取りたいと思います。
おわり
|
|
|