最近、新聞やテレビで話題になっている、青少年による凶悪事件などを見ますと、どうも
親の仕付がなっていないような気がしてなりません。また、変な仕付をしますと、トンでも
ない人間が出来てしまうと言うことでしょうか。
昔、「この子の七つのお祝いに」というサスペンス映画があったのを思い出します。この
映画、親の仕付という観点から捉えると、どこか最近の事件と似ているようです。
ある女の子が母親から「お前の父親は悪い父だから私が死んだら仇を討ってくれ」と言
われながら育ち、そして母親は自殺してしまいます。
成長した女の子は、連続殺人を起こします。そして本当の父親が現れたため、女の子
は、亡き母の遺言通り父親を殺そうとしますが、真相を聞かされ自ら死を選びます。
確か、このようなシナリオだったと思いますが、定かではありません。主演は、あの有名
な「岩下志麻」さんでした。
PS. いやあ、この映画で母親の本当の子供は、戦後の混乱期にネズミにかじられて死
んでしまったという設定ですから、その頃の状況が分かるような気がします。私が生ま
れ、両親が超貧乏生活をしていたのも戦後の混乱期でした。
母親に聞かされた話ですが、なんとネズミが赤ん坊だった私の布団に潜んでいたそうで
す。母親はビックリして、そのネズミのしっぽを持って叩きつぶしたそうです。いやあ母親
って強いんですね。
おわり
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