私の知人に交通事故で視力を無くした視覚障害者がおりますが、7年ほど前からその
人のために音声装置を探してパソコンにセッティングしたり、パソコン通信のオートパイ
ロットのプログラムを作成していました。
しかしながら、音声を文字に変換する装置はまだ研究段階らしく、現在市販されている
のは、富士通のVSUや高知システムのAOKなどの音声出力装置くらいでした。これ
は、キー入力した文字を一文字単位でリアルタイムで音声出力するという装置で、視覚
障害者は耳で確認しながら文章を入力できるという装置です。結局、職場でも使用して
いるということで、高知システムのAOKを採用しました。
それにしましても、マルチメディア時代といわれている割には、音声認識の研究が非常
に遅れているという事や、視覚障害者のための支援システムが少ないこと、そして高価
であることがあらためて認識できました。
障害者相手に暴利をむさぼっていると思いたくなるような物もありました。
おわり
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