沖田総司は実は女であった


来年のNHK大河ドラマは「新選組」ということですが、私はそれよりも「沖田総司は実は 女であった」として物語を展開する牧瀬里穂主演、つかこうへい原作の角川映画「幕末 純情伝」がユニークで面白かったですね。
私は、この映画で牧瀬里穂を知りファンになったというわけです。新選組ではどちらかと いいますと池田屋騒動や函館戦争でも有名な新選組副長、土方歳三のファンなので す。

しかし、土方歳三の適役が少ないですね。やはり、土方歳三役では旭川出身の栗塚旭 が一番ですね。現在、栗塚旭は時々時代劇等に顔を見せることもありますが、歳のせ いか迫力が足りないですね。司馬遼太郎原作「燃えよ剣」も土方歳三を描いた小説と映 画です。

幕末純情伝の出演者は、沖田総司に牧瀬里穂、坂本龍馬に渡辺謙、土方歳三の杉本 哲太、他には伊武雅刀、木村一八、榎本孝明、柄本明、津川雅彦、財前直見等が出演 しています。(1991年 角川春樹事務所)薬師寺光幸監督。

この映画、坂本龍馬役の渡辺謙が沖田総司役の牧瀬里穂に惚れてしまうというところ がこれまた滑稽なんです。そして、土方歳三と三角関係になるんですが、クライマックス には、坂本龍馬が沖田総司に斬られます。

土方歳三役の杉本哲太が、負傷させた沖田総司の牧瀬里穂をおんぶりながら「総司、 エゾに行くぞ!」というセリフでこの映画は終わります。
やはり北海道は、今も昔も新天地だからということなのかも知れません。

おわり




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