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例えば戒名ですが,僧侶に院号を希望したら字数や文字にも依りま
すが、30万円以上は要求されます.戒名に[徳]という文字が入る
と100万円を越えます.ちなみに私の親の戒名は[善覚院徹山勝
元居士]です。[徳]という文字が入らないため比較的に安かったで
す。
ところで院号とは、辞書では。
(1)上皇・皇太后・准母などの尊号。
(2)貴人の建立した寺院の称号。また、その貴人の称号。
(3)死者の戒名につける「院」のついた称号。
(4)年功を経た修験者(しゆげんじや)につける称号。
などと解説されておりますが、偉人や賢人に与える称号なんです
ね。世のため人のためにならなかった死者の戒名に院号など必要
ないと思うのですが。やはり院号は死者のためではなく、寺や僧侶
のお布施のためにあるようなものでしょうね。
それから葬儀には軽く200万円はかかります。墓所も約200万円.
その他,お布施,仏壇仏具などに100万円,ということで家族が一
人亡くなると最低でも500万円の出費は考えておかなければなりま
せん。更に檀家になれば臨時に数十万円、そして寺の増改築ともな
れば数百万円もの寄付が要求されます。
北海道でさえこれくらいかかるのですから首都圏ではこの倍の100
0万円以上は覚悟しなければならないと聞いております。
どこかに不老不死の妙薬はないものでしょうか。秦・始皇帝の気持
ちが分かりますね。
おわり
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