■ イタリア旅行記 (4) 12月9日「芸術の都フィレンツェ」
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早朝3時頃目が覚めた。今日も早くから母や叔母が出発
の準備をしだした。私はイタリア旅行記をモバイルギアで打
ち込んだ。
7時頃、ホテルのフロントに電話代1600リラ(日本円で9
6円)を支払い朝食をした。今日もバイキングである。パンと
フルーツで済ませた。
午前8時頃ホテルを出発、バスは花と芸術の都フィレンツ
ェへ向かう。朝日がまぶしい。
午前10時頃、ドライブインでトイレタイム。有料トイレは50
0リラであった。私たちと同じグループの旅行者が数人組の
スリにパスポートや現金などをすられたようであった。
お気の毒である。また添乗員さんもたいへんだ。私はミネラ
ルウォーターを買ったがレジの鈍さには呆れた。
午前11時45分頃フィレンツェに入る。この町ではバスが
市内に入る場合多額の税金が必要だ。道路が狭いせいな
のか、あるいは直接観光客から税金を取れないからなの
か。
12時頃小高い丘のミケランジェロ広場に着く。フィレンツェ
市内は素晴らしい眺めであった。歴史がある由緒正しい建
物が建ち並んでいる。
バスはレストランの近くまで入れないため30分位歩いた。午
後1時頃、これまた凄く豪勢な宮殿のようなレストランに入り
昼食をした。
昼食後は、美術の殿堂ウフィッツィ美術館へ。だが、3時間
待ちということだったため諦め、隣のヴェッキオ宮殿を見学。
天井画や彫刻が見事であった。見学が終わった頃、日が落
ちて夜景が素晴らしい。ガイドさんから日本人が経営してい
る革製品や宝石などのショップに案内されたが皆さん他で買
い物をするようであった。
それにしても、シニョリーア広場や歩道は凄い人混みであ
る。4時40分にシニョリーア広場を出発、ホテルに到着した
のは、5時20分であった。一休みしてから40分もかけてレ
ストランに行って食事をした。
専属の歌手がカンツォーネを披露していた。なかなか味のあ
る歌声であった。イタリアではカラオケは無いらしい。
ホテルに戻ったのは午後10時を過ぎていた。体力があ
り、まだ元気のある人は、ミケランジェロ広場に夜景を見に
行った。私は疲れたので、休むことにして電子メールを出し
た。
今日も、telnet接続でPC-VANにメッセージを発信して、12
時過ぎに寝る。
つづく
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