最近、昭和38年度制作の東宝映画「海底軍艦」という空想科学映画をレーザーディス
クで観たのですが、「彗星帝国」を「ムウ帝国」に置き換えれば、「さらば宇宙戦艦ヤマ
ト」に似ています。
特に、この海底軍艦がドックから発進するシーンは、宇宙戦艦ヤマトが海底基地から発
進するシーンにそっくりです。
この海底軍艦の原作は、科学冒険作家、押川春浪が明治33年に発表したもので、10
0年も前の物語なんですね。当時はロシアに備え南洋の島で新型軍艦を建造するという
日露戦争直前の時代風潮を反映した物語だったのです。
おわり
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