サラリーマンのように宮仕えをしていている者が疑問に思うことがあります。
それは、上司から直接給料を貰っているわけではないのに何故その者の命令に従わな
ければならないのか、ということです。これを考えますと、いかに自分を殺しているかとい
う事が分かるような気がします。また脱サラをして自由業に転進する人の気持ちがよく
分かります。
植木等の歌の文句にある「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」というのは昔の話
で、現在は、心身を削る稼業になっています。業績がなければ、容赦なく合理化や解雇
の対象になります。
時々私は、少年時代に夢見ていた「電気屋」さんでも開業したいと思いますが、商売は
苦手です。またテレビやラジオを修理してまで使う時代は終わりました。
現在は、電気製品が壊れたら修理に出さずに買い換えるという時代ですから、電気屋さ
んを始めたとしても、3ヶ月くらいで倒産するに違いありません。
しかし、何か社会や庶民に役立つ職業でも開発しようと思っています。
おわり
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