LPレコード(アナログレコード)の場合、カートリッジを交換することで様々な音を楽しむ
ことが出来ましたね。カートリッジはそのままで、レコード針の交換だけでも違う音色にな
りました。
ところで、CD全盛時代になってからLPレコードのような楽しみ方が不可能になりました
ね。
もしできるとしたらD/Aコンバータの交換という手段でしょうか。D/Aコンバータのチッ
プ自体は、普通のLSIくらいの大きさで、取り付けもソケットに差し込むだけですから意
外と簡単なんです。
テレビゲームのカートリッジのようになればD/Aコンバータも扱いやすくなると思いま
す。たとえば、聴く音楽によって、アナログレコードのカートリッジのように簡単に取り替
えることもできます。
また、複数台のCDプレーヤーを使っているという超ディジタルマニアもいるようです。C
Dの音は、D/Aコンバータの性能によって左右されるので、予算は十分にかけるように
したいものですね。
真空管アンプの時代は、容量リアクタンスや誘導リアクタンスが極めて小さい、「直結ア
ンプ(DC−AMP)」が理想でしたね。その理由は前段から終段まで直結にすれば、歪
み(位相歪み・周波数歪み・振幅歪み)を最小限に抑えることができるからです。特に、
位相歪み・周波数歪みの低減に効果があります。
針の寿命は、調整や取り扱い方によって異なりますが、サファイア針で百時間、ダイア
針で千時間は持つと思います。そういえば、昔、鋼鉄針というのがありました。78回転S
Pレコード用で、釘のような針でした。これはSPレコード2〜3曲聞いたら取り替えなけ
ればならず、子供ながら針交換に忙しかった記憶があります。
アナログレーザープレーヤー(米国CTIジャパン社製、レーザーターンテーブルLT−1)
という代物が発売されたこともありました・・・「1990年5月27日(日)の北海道新聞(朝刊
25面)に記事」。
1989年の秋に製品化されているようです。
特徴としては、針がレコード盤に接触していないため、従来のアナログプレーヤーに比
べ、ほこりや傷の影響が少なく、すり減ったり反り返ったレコードでも再生できるというこ
とです。
ただ、価格が当時で198万円と高価。
おわり
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