「捨てる」の方言


北海道では、「捨てる」のことを「なげる」あるいは「なげろ」を使うことがあります。
関東の田舎の方では、「ほかせ」と言うらしいですね。

方言は消えつつありますが、言葉は時代によって変わる物です。たとえば、江戸時代や 室町時代では言葉は異なります。その伝達の仕方は、発生源(発生地)に近いほど早く 伝達されますが、遠くなればなるほど周期が長くなり時間が掛かります。

現在は情報化時代ですから言葉の伝達の早さは、遠くても近くても変わりませんが、昔 は何十年もかかって全国に伝わったのです。たとえば、室町時代末期までの言葉は現 在の人々にはまったく通じないと言われています。いま「方言」と呼ばれている言葉で も、その昔は「都」の言葉であったかも知れません。

おわり




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