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                                | 装備の近代化を急ぐ中国の人民解放軍が、新しい軍の法規である作戦条令を制定して
                                から5年が経ちました。これは湾岸戦争の教訓からハイテク戦への対応を目的にしてい
                                ると思われます。 
 中国ではここ数年の間に、経済の自由化が進み、社会主義国でありながら、計画的な
                                生産と平等な分配ではなくなり資本主義化しております。従って、資本主義の生み出す
                                経済的・社会的諸矛盾がどんどん進行し、貧富の差がますます増大しております。その
                                為、人民解放軍は、もはや人民のための軍ではなく、現体制を守るための軍と仮して来
                                ております。
 
 
  
 現段階で、中国に戦争を仕掛ける国はあるでしょうか。もしも、あるとしましたら、朝鮮半
                                島で局地戦が起こった際に中国に飛び火することが切欠となるのではないかと思われ
                                ます。中国は、想定する局地戦の作戦条件を「一般条件下」から「ハイテク条件下」に変
                                更し新軍事思想を反映しております。
 
 21世紀の戦争は人間が行う戦争ではなく、映画「ターミネーター3」ではありませんが、
                                ロボットやサイボーグのようなマシンが行う戦争になるのではないかと思われます。人間
                                は、ただ、逃げ回るだけでしょう。
 
 おわり
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